【プログラム報告】新潟国際情報大学でチームビルディング授業実施しました

新潟国際情報大学の授業にて
チームビルディングを実施しました~。

新潟国際情報大学とは
昨年11月
大学内での「環境教育」についての授業
今年2月
夢の森公園での、体験プログラム実施
そして、今回のチームビルディングについてと
ご縁があり常に関りを持てているのがうれしいです。


今回の依頼は
国際交流ファシリテーターの活動の中で、チームとしてワークショップを作ることに取り組んでいる中、チームメンバーの相互理解が深まり、関係性の質が高まるように、チームについて扱う時間を持つことになりました。
今の彼らは、一つの目的に向かって動き出していく中で、それぞれの違いに直面し、いきづまりを感じモヤモヤとしている状態だったのかな、と想像しています。





当日は上堰潟公園にて
こんな感じで進行しました。

・アイスブレイク
・オリエンテーション(チームについて)
・チェックイン
・大人版オリエンテーリング
・活動のふりかえり
・チームについて話し合う時間
・チェックアウト



この中で扱ったキーワードとしては
「心理的安全性」「共通の目的」「役割分担」「チームの形やあり方」「コミュニケーション」についてなどなど。3時間でおさめるには、なかなか濃い内容でした。

授業当日は快晴!!
熱いくらいの天気でした。
集まった時には、緊張感のある人もいましたが、比較的みんなリラックスしたような様子。
屋外での活動は、場の持つ力がやっぱり違いますね。



アイスブレイクで笑いも生まれ
緊張感が少しづつ溶けています。

オリエンテーションでは
皆に知っておいて欲しいチームについての考え方について情報提供。
おそらく長く社会人をやっている人に話すよりも、学生達に話す方が理解が早いんだろうな、と感じました。新しい価値観の世代であり、そんな価値観の転換する時代だからこそ、上の世代が自分達の当たり前をおしつけないことが大切だなと感じています。

チェックインは紙を使いながら
自分の感情をシェアします。
それほど抵抗感なく、みんな真剣に取り組んでいくれていました。



さて、ここから今日の活動の本格スタートです。
フォトロゲイニングをモチーフにした、大人版のオリエンテーリング。
各チームに地図を配り、ポイントを回って写真を撮ったり、ゲームをクリアしたり、クイズに答えたりしながら、ポイントを稼いでいきます。
ゲーム説明の後には自分と向き合うタイムです。
自分がこの時間でどんなことに取り組み、どんな役割を担うのか1人で考える時間。
それからチームで作戦タイム。チームとしての目的を決めます。
そして、スタートです。









それぞれ違う方向に向かっていきます。
他チームの動きを見ながら進路をかえるチームもいました。
ポイントで用意されているゲームをクリアして、もうゲームが終わったかのように喜んでいるチームもいました。笑
時間ギリギリまで楽しみ、遅刻したチームもいました。
でも、みんなチームとしてオリエンテーリングを楽しでくれていたように思います。





その後、ゲームの振り返り。
自分のこと、そしてお互いのことについて
このゲームの中で感じた事をチームでシェアします。
相手のいいところを相手に伝える、じんわりといい時間となりました。


その後は、自分達のチームは今後どんなことを大切にしていくのか。
そんなことを考える時間でした。
それぞれがどこかにある正解ではなく「自分達にとって」ということを考えてくれていて、深くいい時間になりましたが、少し時間が足りない感じでした。



最後は、この時間をそれぞれがどう感じたのか。
チェックアウトで終了です。


屋外での青空教室のような雰囲気でプログラム進行しましたが
終始平和的な時間が流れていました。
この雰囲気が今日だけでなく明日からの活動でどう活かせるのか、そこが本当に大切な部分ですが、きっと彼らは今日のエッセンスを持って帰ってくれていると思います。

やはり、「屋外」で場を持つ意味は大きい!!
と改めて感じました。
コロナの影響で、なかなか学外での活動も制限されている中での今回のような時間。
心の解放と自然との相性は相変わらずすごいな~と、しみじみ感じました。



そして、チームのことに向き合う時間って
なかなか自分達だけではできないことだと思いますが、だからこそ外部ファシリテーターが関わる意味があると思っています。
今回の時間が、彼らにとって意味のある時間になってくれたらうれしいです。

学生達のアンケートには
・めっちゃ楽しかったです!素敵な授業をありがとうございました!
・体を動かしてチームメンバーとやり遂げるワークだったので、今まで仲間の見えなかった部分を知ることができ、仲も深まりました。
・普段と違い、外で行う活動だったので気持ち的にもとても開放感があった
・チェックインで感情の共有をしたことで、その後のコミュニケーションがとてもスムーズだった。
・その人のことをある程度知った気になっていても、まだ見えてない一面があるということを知れた
・チームでそれぞれ性格、得意なものが違った。だから凄く自分らしくいることでチームのバランスが取れることに気づけました。
・グループやチームのことについて理解が深まりました。
・チェックイン、これから会議の時に取り入れていきたい
・この授業、毎年やって欲しいです!

などなど、うれしい声もたくさんありました。




新潟国際情報大学の皆さん
今回もありがとうございました。


小原けにー

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