【プログラム報告】新潟トークベース#20「趣味がない人、好きなものがない人、どうやって生活を楽しんでいますか?」

全国的なコロナウィルスの感染拡大を受け
急遽オンラインでの開催となった今回の新潟トークベース。
ゲストスピーカーは、こっしーこと小式澤まさみさん。


新潟トークベースのスピーカーは
自分たち自身(つなラボ)が話を聞いてみたかったり、
話をしてみたいという自分自身の欲求もとても大切にしています。

こっしーの話を聞きたいと強く思ったきっかけが
彼女のあげていたひとつの投稿でした。
その投稿は自分たちでイベントを立ち上げる時のスタンスのような話だったんですが、

 いろいろ考えることはある(お金のこと、対象のこと・・・)
 でも、やっぱり自分たちがやりたいことを素直にやる
 自分たちが楽しいと思うことを大切にする

というようなことが書かれていました。

今回新潟トークベースの本番が終わってみて改めて、
今こっしーの話を起点にみんなで対話したいと思ったのは
自分にとってそれが必要なことだからだったんだなと思います。

そしてそれは今回のテーマ、自分自身の感覚に従うということでもあり
このような流れ、人とのつながりがあることに感謝です。

この画像は事前の打ち合わせで、どんな問いをたてようかということを
こっしーと考えたときのものです。

今回のトークベースでキーワードになったのが、自分の中にあるなんとなく

「気持ち悪い」

という感覚でしたが、事前の打ち合わせでもこのワードが出ていました。

ただ当日の対話でも話題になりましたが、「気持ち悪い」という言葉には
それだけを切り取りとると、とても強くて、悪い意味で感じられてしまう
危うさのある難しい言葉であることも事実。

問いとしてはかなり小さく扱うことにしたんですが、
やっぱりこの「気持ち悪い」という感覚が対話のキーワードになっていきました。

   ▲ いつものように少人数での対話の後に行った全体対話のグラフィック

特に盛り上がったのが、「気持ち悪い」の類義語についてでした。
たとえば「違和感」とか「イヤな予感がする」といった言葉があがりました。

それぞれの感じ方や捉え方の違いも見えてきて、
日ごろなかなか直接言葉としては出せない「気持ち悪い」という感覚について
みんなで深めていくことができました。

そんな話をする中で思い出したのが、3つの現実レベルのモデルです。

まだ言葉になっていないけど、確かに自分の中にある感覚。
それには不快なものも、心地よいものもあるけれど、その自分自身の感覚を
大切に見てあげることが大事なのではないか?

そんなことを感じた対話の時間になりました。

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もしかしてお気づきの方がいるかもしれません。そうです。
ここまで当日の写真がないことに…。

突然のオンライン変更でワンオペ対応となったことで、
自分が手一杯になってしまい(対話に没頭してしまい)
当日の写真を撮り忘れてしまったのでした。反省…。

リアルだったら参加したいという人が多かった今回、
オンラインでは少人数となってしまいましたが、その分ナマ感のある
いい対話の場になったなと感じました。こっしー、ありがとう!!

そして、次回の新潟トークベースは…


以前トークベースに参加してもらった田崎さんから声をかけてもらい
場所も対象もちょっとこれまでとは違うカタチでトークベースを行います。

次もいい対話の場ができるよう、がんばっていきたいと思います!

担当:遠藤あき





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