【プログラム報告】専門学校でのインタープリテーション授業

i-nac(国際自然環境アウトドア専門学校)にて非常勤講師としての活動がスタートしました。

i-nacは将来的にアウトドアの領域を仕事にしていこうとする学生達が通う専門学校で、アウトドアスポーツやキャンプに山岳など様々な学科があり、楽しそうに生徒達は活動している様子でした。

構内に入ると15mはあろうかというクライミングウォールが待っています。
これはかなりテンションあがるし、こんな環境だからか生徒達も自由で楽しそうな雰囲気がありました!
こういう環境で学べるのは、本当に幸せろうな~
うらやましい。


そんな、i-nacで
今回私はひょんなご縁から
インタープリテーションの授業を前期の全8回持たせていただくことになりました。


インタープリテーションは、日本ではまだまだ馴染みのない言葉かもしれませんが、環境教育の分野ではかなり昔から使われている概念で、自然学校やビジターセンター、水族館や動物園、国立公園や都市公園などなど、様々な場所で活用されています。


インタープリテーションの概念は広く、簡単に言葉にするのが難しいのですが。
「自然や歴史などの地域資源の魅力やその背景を、体験を通してみんなが感じたり考えたりする場を作る、体験をデザインする人。」
だと思っています。

一方的に教えたり伝えたりするのではなく、参加者が自発的に行動し、気づきを促す為の技術だと認識しています。

活用の幅は広く、環境教育以外にも、観光はもちろん、教育やアート、SDGsなど。多様な場面で生きる技術です。


自分自身もまだまだな立場ながら、正解のないインタープリテーションの世界を
生徒達とこれから一緒に考えて深めていけるのがとても楽しみです。


小原けにー

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