【研修報告】みらいずworksアウトドア研修

少し前になるのですが
みらいずworksさんの社内研修を実施しました。



今年で関わらせてもらい始めて4年目
毎年1~2回程度関わらせていただき
自然体験と話しあいの時間をもっています。

みらいずworksさんは
教育系NPOということもあり、組織やチームというものに対する理解も深いですし、対話や話し合いと言うことに対する理解も深く、そこに意識を強く向けています。

また、互いの関係性も悪くないと思いますが、それでも日々の忙しい毎日の中で、丁寧にコミュニケーションを取ることが難しく、どこか上手くいかないような、物足りないような、歯車が少しずれてくるような感覚があったり、そうならない為に事前にしっかりと対話する時間を作っているのだと思います。

そこへ、定期的な関係性のメンテナンスと互いの存在目的を確認しあい、組織の向かう方向を確認しあうような場として、ご一緒させていただいています。
こういった内容の研修の場合は、自然との相性がとてもいいですね。
いつもの思考的なコミュニケーションから、感情や衝動も含めたコミュニケーションへ自然と促してくれて、心理的安全性が高まります。



いつもの会議室ではなかなかでてこないような、1人ひとりが1人の人間として関わり合うことで、予期せぬ方向へ話が進む面白さも生まれたりします。
自然も人も常に変化しているもの、それを止めようとするから滞りが生まれたりするんですよね。

今回の研修のタイミングは3月の上旬
雪なのか、雪じゃないのか、新潟の自然体験としては
非常に難しい時期での開催でした。

今回は
三条の森の中にて
森のリトリートな時間と
今自分の中に出てきていることをたき火を囲みながら
互いに率直に語り合う時間でした。

1日しっかりと時間を取ってもらったんですが
なぜかいつも気づくと夕方になってしまいます。。。

当日はこんなスケジュールでした。

■オリエンテーション&チェックイン
■自由時間
■森林ウォーク
■焚き火お昼
■たき火を囲んで話し合いの時間
■チェックアウト

到着してさっそく森の中へ。
森の中で寝っ転がったりしながら、オリエンテーションやチェックイン。
今回は時期的に花粉が結構大変でした。。。。
そんな自分の身体感覚も含めて今自分の中にあるものを、場にシェアする時間でした。



その後、人によって過ごし方の希望が違ったので、少しだけ自由時間を!
思いっきり体を動かしたい人は、ここで一緒に体を動かして楽しみました。
そして、のんびりしたい人は森の中で寝っ転がって過ごしてました。



その後、森の奥へ。
自分のおススメの、森の長老に会いに行きました。
途中で、植物の香りをかいだり、鳥の声を聞いたり
五感を使いながらいつもとは違う感覚を開いていきます。



そして、森の奥で1人で佇みながら過ごす時間を取りました。
うっすらとハンドパンの音色も添えて。
うとうとと寝てしまう人もいました。
それだけ、心が緩み、身体がリラックスしている証拠ですね。







その後移動して
焚き火を起こして、昼食です。
お昼は近くの三条スパイス研究所のお弁当です。
食後は焚き火でマシュマロをあぶったりしながら楽しくいただきました。

午後の時間は
まずは、午前中を過ごして今どんな気持ちでいるのか
そして、どんなことを今この場所でこのメンバーで話したいのか
その辺りをシェアしながら、場を進めていきました。



事前にどんなことを話したいかをそれぞれ持ってきてくれてはいたのですが
それを全部手放して、今話したい事を互いに話すことで、その場から生まれる物を大切に場を進めていきました。

時間が許せば、いつまでも話しが尽きない
そんな空気がメンバーの中にあふれていました。

そんなこんなであっという間に夕方に。
楽しくも充実した研修は終了しました。

今回の研修の中で、具体的に決まったこともあれば
解決したかったけど解決しなかったこともあったと思います。
でも、こうした時間を共に過ごす中で、育まれていく関係性や新しいアイディアの種など
すぐには結果がでなくても、組織にとってチームにとって、そしてそれぞれのメンバーにとって、とても大切な時間だったんだと信じています。



いつも場を共にしてくれるみらいずworksの皆さんと
場を提供して下さったさんじょう自然学校さん
本当にありがとうございましたm(_ _)m












小原けにー


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