一昨日は
絶好の天気の中
NPO法人みらいずworksさんのアウトドア研修でした。
ひと言で言うと
最高の1日でした~
みんなで一緒に川に足をつけ、今感じていることを出し合い
シャワークライミングで全身水につかり、チームの1人ひとりに意識を向け
互いに思っていることを出し合い強みも弱みも確認しあい、チームのあり方について話をする。
そんな一日を過ごしました。
頭だけではなく、心や肚から上がってくる声も大切にした
ねばならない、ではなく、したい!の声が場にでる
本当に豊かな時間でした。
シャワークライミングでその人の無邪気さが開放され、その人らしさが表出したからこそ
後半の話し合いの時間に、全体性が扱われていく
だからこそ場が深まり、互いに共鳴しあうような話し合いの場が生まれたのかなと思います。
良いものを提供できた、という充足感ではなく
良い時間を共に創れた、という言葉の方がフィットする
本当に文字通り、共に場を作っていった研修でした。
みらいずworksさんとは
もうかれこれ4年くらい継続的に関わらせてもらっていて
年に2回程、定期的に研修をさせてもらっています。
そして、年を追うごとに場が深まっていくのを感じていて
本当にうれしいです。
このアウトドア研修は
組織として、日常の中でどうしても扱いきれない部分として、互いを能力や発揮される価値で認め合うのではなく、1人の人間として存在を互いに認め合うような場になっています。
定期的な関係性のメンテナンスと互いの存在目的を確認しあい、組織の向かう方向を確認しあうような感じでしょうか。
目的としては
・身体感覚の伴った、自然の中での共通体験
・今一人ひとりが大切だと思うものを出し合い、そこに全員で向き合うこと
の二つを置いています。
今回の研修は
五頭山麓で
シャワークライミングを行い、
火を囲みながらチームについて向き合い
互いに率直に語り合う時間でした。
1日時間を取ってもらっているのですが
なぜかいつも気がつくと夕方になっています。。。
当日はこんなスケジュールでした。
■オリエンテーション&チェックイン
■シャワークライミング
■シャワー&お昼
■話し合いの時間
■チェックアウト
まずはオリエンテーションからスタートです。
それほど多くのことは話さず、テーマと過ごし方のご案内と
そのきっかけになる情報を少しだけ。
今回のテーマは「振動:共振/共鳴」でした。
全身を水に触れ続けることで、体内の水が振るわされて何かが動き出す。
互いの言葉に心が震え、共鳴しあい何かが動き出す。
そんなことがテーマに込められています。
チェックインは
今自分の中にどんなものがあるのか、しるらないカードを使ってのチェックインでした。
お互い、いろんなものを感じながら、想いながら、抱えながら今ここにいることを確認しあいました。
そして、シャワークライミングへ
水の中を泳いだり、滝に打たれたり、水に流されたり、激流に浸かったり、飛び込んだり。
最初はその水の冷たさに驚き、恐れていた人も
気づけばみんなアグレッシブに強い流れのところに攻め入ってました。
考えるのではなく感じる、とはよく言われますが。
感じることにしか意識の向かない、そんな時間でした。
それぞれの無邪気さや個性が爆発していた、最高に楽しい時間でした。



シャワークライミングの後はシャワーで汗を流し
お昼は、近くのお弁当屋さんのお弁当をいただきます。
午後の時間は
午前中を過ごしそれぞれ今どんなことを感じているのか、どんなものが立ち現れているのか、それぞれが語りました。
過去の自分が立ち現れてきている人や、恐れが生まれている人など、たくさんの気づきのシェアがありました。
その後は、本題のチームについて向き合う時間です。
それぞれ互いの強みや弱みについて、感じている事を話していきます。
互いのことを確認しあい、互いの存在の認知し、このメンバーだからこそのチームのありたい姿を描いていきます。
最後に、その為にはどんな仕組みが必要なのか、具体的なことまで踏み込んでいきます。。。
これはみらいずさんだからできることですが
ひとたび火が付き始めたら、途中からは自分達はほぼ斜めから見守るだけでした。
時間が許せば、いつまでも話してられそうな、そんないい空気がメンバーの中にあふれていました。
チェックアウトも
みんな素直な気持ちで、言葉を丁寧に紡いでいました。
思ったことを素直に口に出せるっていいですよね。
それを自然は後押ししてくれるな~と、いつも思います。
本当にいい時間で、ちょっぴり終了が伸びてしました。
終わった後は
みらいずのメンバーにも、一緒に場をもってくれたあきさんにも
この場所を提供してくれている五頭連邦少年自然の家にも
そして、五頭山麓の自然にも本当に感謝しかない研修でした。
ありがとうございました。
今回の研修では
決して、効率的に話が進んでいたわけではないと思います。
効率性を求めたら、半日使って自然体験はしないと思いますし、きっと私たちに依頼はしてこないと思います。
ただ、何かを決めたり進むときに、効率性だけでなく、1人ひとりの全体性をしっかり扱いながら進んでいこうとしているように見えるみらいずさん。 ※もちろん効率も大事ですが。
今回の研修の中でも、目に見えない、数字には表れてこないものが確かに育まれていたのを感じました。
ここからどう組織が変わっていき、どこへ向かっていくのか、本当に楽しみです。
今回もご一緒させていただいて
本当にありがとうございました。
最後に、少しお知らせです。
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こういった企業向けに
・チームや組織について本質的に向き合いたい方
・アウトドアでの研修やチームの関係性に興味のあるかた
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以下よりお問い合わせください
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お問い合わせ
つなラボ(小原・遠藤)
TEL:025-747-7293
MAIL:info-n@wens.gr.jp
最後に個人でも参加できるイベントのお知らせです。
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■リーダーの為の1dayリトリート
~自然の中で眠れるVisionを探求する~
8月26日(土) 9:00~16:00
■場作りの技術であるファシリテーションについて学ぶ場
8月3日(木)19:00~21:00
臆することなく議論ができる心理的安全性の高め方
~ファシリテーションの実践トレーニング~
■対話についてあそびながら実験し、考え、広げていく場
8月17日(木)19:00~21:15
対話を日常に!対話のあそび場
~音楽鑑賞を通して共に創る対話時間~
https://peatix.com/event/3601124/view
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