【プログラム報告】ティールを体感するワークショップ1:存在目的に耳を傾ける


今話題の「ティール組織」という本の中に、
進化する組織や個人が持つ3つの特徴のひとつとして
「存在目的に耳を傾ける」というものがあります。

「ティール組織」の中では、先行き不透明で正解のない時代にあって
自分自身や自分が所属する組織の存在目的を探っていくことが大切であり
そのために存在目的をしっかりと「センシング=感じとる」ことが
重要であると語られています。

 確かにそうだよな!
 でも…。どうやって感じとればいいのだろう?

今回のワークショップは、そんな問いを持った方とともに
じっくりと自分自身に向き合う時間をとりました。

その方法として今回焦点を当てたのが、「絵」!
実際に参加した人が描いた絵がこちらです。


自分が描いたものがあるので、自分で言うのもなんなんですが
とても芸術的ですよね!

4人で行った今回のワークショップですが、
3人は絵に対する苦手意識を持っていましたが
1日じっくりと過ごす中でできあがってきた絵を見ると
そうとは思えないですね。



今回のワークショップではいきない絵を描くのではなく
段階的に絵を描いていきました。

強く意識したのは
▼頭で考えるのではなく、感じるままに描くこと
▼安易に意味付けするのではなく、まずはしっかり深く掘ること
 そしてそこから見えてくるものを感じること

文字で書くと難しそうですが、
4人でわいわい言いながら、時に静かに時間を過ごす中で
徐々に徐々に形ができあがってきました。


ところどころにお互いの絵をシェアしながら
深いところへ向かっていきます。



最後は描いた絵を「物語」へ。

物語を頭で考えるのではなく、
絵から浮かび上がってくる物語を紡いでいく感じです。

お互いの物語のシェアはとてもいい時間になりました。
その物語の複雑さに関心する部分もたくさんあり、
「(うんうん)」声にならないうなずきがたくさん発せられました。



頭で意図的に創り出したものではないからこそ
生まれる出てくる創造性。

忙しい日常からあえて立ち止まる時間を持つことで見えてきた
今の自分と、自分自身の存在目的。

参加してくれた仲間たちとの対話も含めて、
知っているようで知らない自分に少し迫ることができた1日でした!


遠藤あき



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