【プログラム報告】アドベンチャー・ダイアログ ~大人の冒険と対話の時間~


人が新しいことを始める時、何かにチャレンジする時、
その人の前に現れる大きな壁=エッジ

エッジを前に行こうか、行くまいか
悩んで引き返した、悩んだ末に突破した経験が
誰しもあることと思います。

仕事をしたり、誰かと何かをしていく時に、
そんなエッジを思い切って超えていく、
飛び込んでいくことが必要な時がある…
その一歩がその人をより成長させていく…

それをリアルな場で、リアルなエッジとして
感じることができるのが、「アドベンチャー・ダイアログ」

今回は五頭山麓のとある沢、普通は人が入らない沢の中で
シャワークライミング&ダイアログ(対話)を行いました。



今回のメンバーはこの4人。
全員ライフジャケットとヘルメットをつけて装備はばっちり。
自然の中に入るにはしっかりとした準備が必要です。


出発前、単にシャワークライミングを楽しむだけではない、
終了後のダイアログに向けてオープニングを丁寧に行いました。


沢に入ると比較的早い段階で、
メインディッシュともいえる大きな滝が現れます。
ここを登りきると…


こんな感じで、ちょっとコワさを感じる高さになります。
冒頭の飛び込み写真はここから飛び込んだ時のもの。
写真を見るだけでもけっこうな迫力ですね。



その後もたくさんの滝を超えていきます。

大きな岩と力強い水の力、水の冷たさ
太陽の日差しとセミの声…

全身水につかりながら進んでいく中で、
私たちが本来持っている感性、本能が開いていくことを感じます。


たどり着いた先では、トチノキの巨木が待ってくれていました。
なかなか写真では伝わりませんが、圧倒的な存在感があります。
ぜひここに来てもらいたい! そう思える場所です。



下りも水を全身で感じながら、
飛び込みを何度も繰り返し無事下山しました!


下山後はたき火を囲みながら
シャワークライミングで起こったことを
丁寧にふりかえっていきました。


1時間ほどの対話の時間は、お互いの話に耳を傾けながら、
同じ感覚と新たな気づきを得ることで、たき火を囲んだ場自体が
生き物のように成長し、徐々に徐々に深まっていくことを感じました。

ぼく自身が一番印象に残っているのは、そんな時間の流れの中で
その人そのものに触れることができたうれしさでした。


もともと沢登りが大好きだった私は
この体験そのものがおもしろいということは身体で理解しています。

しかし、そこでの体験そのものをていねいにふりかえり
他者とダイアログしていくことがこれほど深い時間になる
ということをはじめて体験できました。

なぜそれほど深く、価値のある時間になったのか?

あらためて考えると、自然の中で自分自身の感覚や本能が解放されることで
自分自身との対話も深まりやすくなり、同じように感覚の開いたメンバーと
対話することで、相乗効果的に場が深まっていった…

その時には言葉になりませんでしたが、
今ふりかえってそう思います。
ぜひこんな場を多くの人と共有したいと思いました!


今後は、企業研修の場でも
アドベンチャー・ダイアログを提供していきます。

様々な研修を行っていますが、
「チームメンバーそのものに触れられた」と
感じられる研修はなかなかできません。
ぜひ興味のある方はお声かけください!


最後に…
勇気をもって飛び込んだこの動画を見ながら
みなさんが踏み出す一歩についてぜひ思いをはせてみてください!



担当:遠藤あき





コメント