【研修報告】日本NPOセンター @ 青木ヶ原樹海

今回のフィールドは、山梨県の青木ヶ原樹海!
あまりよいイメージがないかもしれませんが、この森はとても若くてエネルギッシュな森。

雰囲気としては屋久島に近いところがあります。
今回の報告ではその魅力をお伝えするのは控えておきますが、とてもすばらしい場所です。

ゆっくりと丁寧にチェックインするところから始まりました。



今回は、これから新たなステージに入っていこうとするみなさんが
あらためて「自分自身と仲間たち」という足元に
目を向けていく時間のお手伝いをさせていただきました。

「もっともっと! 前に前に! 早く早く!」
知らず知らずのうちに走り続けてしまう私たち。

せっかくいつもの職場とは違う自然の中に来たのですから、
まずはしっかりこの森を味わっていただくことを大切にしました。



場所は自然の中でなくてもいいのですが、
いつもの仕事から離れて、少し立ち止まる時間を持つことは、
チームの健全性や、持続可能性を考える上で本当に大切だと感じています。

 ひと時の時間、自然の中で立ち止まる
 自分自身の様々な感覚を徐々に開きながら、
 外の自然と、自分の内側にある自然をじっくり味わう

自然の中に入ることで、私たちの感性は開いていきます。
野生がよみがえってくると言ってもいいかもしれません。

そんな開かれた状態の中で、自分自身や仲間、チームを見ていくことで
日常の仕事では触れられないものを共有していくことができます。



夜は、たき火を囲み、自分自身を見つめ、
チームの仲間と語り合い、同じ時間と空間を共有します。

職場の仲間との距離感や、チームとの距離感を感じながら、
いつもとはちょっと違う、メンバーそのものを味わうような時間が印象的でした。


今私たちがビジネスの中で直面している課題は、
対処療法的には解決できない、根本的な解決が必要なものが増えているように思います。

より本質的な、メンバーが納得できる満足解を見出していくために、
チームにいるメンバーの個性があふれ出る、
働く人の主体性があふれ出るチームをつくっていくことが不可欠です。

短い時間ではありましたが、いつもと違う空間で共有したものをベースに
新たなチームのいあり方を模索し、進化を続ける日本NPOセンターさんとともに
私たちも歩みを進めていきたいと思った1日でした。



担当:遠藤あき




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