【プログラム報告】つながるカフェvol7「論理だけでは勝てない時代の…ビジネスに感性をとりいれる~はじめの一歩~」

オンラインでは初開催となった「つながるカフェ」
7回目の今回はつなカフェがテーマにしている【学び×感性】どストライクの
========================
 論理だけでは勝てない時代の…
 ビジネスに感性をとりいれる~はじめの一歩~
========================
5名の参加者のみなさんとつなラボのあき&ケニーの少人数限定で行いました。


意外に好評だった紙芝居おじさん方式でスタート!
オンラインの世界では、アナログとの組み合わせって大事ですよね。


今回は自分自身の感性開発がメインでしたので、ワークが中心でしたが
最初になぜビジネスに感性をとりいれる必要があるのかについて意識合わせ。

みなさん、iPhoneが初めて発売された年は覚えていますか?

答えは2007年なんですが、それまで市場シェアゼロだったiPhoneが
わずか3年で50%を超えるシェアをほこるようになったのは、
個人の感性をしっかりチームの創造性につなげた結果だったのです。

論理だけでは勝てない、という表現を使いましたが言い方を変えると
「正解」で戦うとビジネスでは勝てない時代が来ているということです。
2007年、マーケティングや統計を駆使して日本企業が出した「正解」は
当時のモデルを見れば一目瞭然、ほぼ同じ形、同じ機能になっています。
そんなことより「ぼくたちはこれがかっこいいと思う!」を出してきたアップルが
今も時代の最先端をつくっていることをぼくたちは知っています。

そんな事例から、なぜ感性を開発する必要があるのかについてみんなで確認し
ワークショップはここから個人の感性開発のワークに入っていきましたが、
感性が発揮できない理由は会社そのものが持っているシステムや関係性にも
問題があります。そこの部分を扱うオンラインだからこそできる企業研修を
現在開発中です。こちらもでき次第ご案内したいと思っています。お楽しみに!



ワークの方はほとんど写真がとれなかったのですが、
===========
 調身(ちょうしん)
 調息(ちょうそく)
 調心(ちょうしん)
===========
という禅の基本的な考え方に従って、身体を整え呼吸を整え
最後に心、そしてさらにその奥深くにある感性に迫っていきました。
そう、故スティーブ・ジョブスも禅や瞑想をしていたことはよく知られていますね。

ここにあげた問いは、目に見えない感覚・感性(衝動)を絵に描くという
ワークをした後の問いです。
====================
 今自分の中にあるこの感覚は
 何を生み出そうとしているんだろう?
====================
ワークと対話を踏まえてみんなから紡ぎだされてきた言葉の一部がこちらです。


今回は、オンラインでどこまで感性を深く探求できるかという挑戦でもありました。
参加者の方々のご協力もあり、みなさん充実した時間を過ごしていただけたようでした。

今思うと「ああしておけばよかったな~」と思うところがたくさん!
でもこういう思いがたくさん浮かぶ時は、そこを改善した次のワークショップが
できる時だということも経験的、感覚的にわかっているのです。
前向きにここでの反省を次につなげていきたいと思います!

2時間というワークショップでしたが、本当に時間が足りなくて
みなさんのご厚意もあり放課後タイムの30分でさらに場が深まりました。



VUCAの時代と言われて久しいですが、コロナの影響もあって
自分は今後どうしたらよいのかということを真剣に考えている方が多いと思います。

そんな時は少し立ち止まって、自分自身の「内側」を見つめてみてください。

外側に答えを求めるだけではなく、自分自身の中にある衝動や感性を信頼していくこと。
これからの時代、本当に大切なことになってくると思っています。

ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました!
第2弾もぜひやりたいと思います!

担当:遠藤あき

コメント