6月も中旬ですが
まだ梅雨入りせず、天気が良く暑い日が続いていますね。
そんな暑い6月13日.14日と二日間にわたって
涼しい室内での、新潟市役所新任職員向けの研修を実施しました。
テーマは「協働の為のコミュニケーション」
同じ内容で二日間続けて研修を実施するというのは
過去に経験のないことだったので、新鮮な体験となりました。
つなラボとして活動を始めてから、本当に多様な人達と一緒に仕事をさせてもらう機会が増えました。1度きりの人もいれば、長い間関係が続く人もいます。
その中で感じることは、一緒にやっていることの安心感と適度な緊張感がある相手とは活動が上手くいくということです。
そんな自分自身の経験もふまえて、今回の研修を実施してきました。
2日間で総勢150名弱
午後の半日4時間を
ニコットの小倉壮平さんと共に担当させてもらいました。
研修の最初は大人数なのもあり緊張感のあったみなさんの表情も、
最後の方はワークをストップするのが心苦しいくらい熱量上げてコミュニケーションを取っていました。
今回の研修の中では
・協働の言葉の確認
・協働に必要な３要素
・経験学習サイクル
・協働が必要な社会背景
・組織の成功循環モデル
・価値観について
・コミュニケーションの質の違い
・Why.how.what
・心理的安全性や関係の固定化
・協働の事例紹介（小倉）
などの情報を提供し
ゲームやワークを実施し体験から学ぶ形式にしました。
その日初めて一緒に活動するチームメンバーが、最初と最後でどう変化しているのか、一緒に活動する仲間と関係性をどう作っていったらいいのか、そんなことを考え、この半日の中でのチームの中の関係性も含めて学ぶ時間としました。
みなさん楽しそうに、そして真剣にコミュニケーションを取っていて
4時間と言う長丁場を、集中して前向きに活動してくれて、しかもしっかり自分なりの言葉で学びを持ち帰ってくれている皆さんに、とても可能性を感じました。
これからの社会は課題がより複雑化していきニーズも多様化していく中で、行政と民間の関係性がより大切になってくると思っています。
そして、業務委託という縦の関係ではなく、協働と言う横の関係が大事になると考えられます。
官民協働や官民一体、連携やコラボなど、様々な場面で言葉としては使われています。
ただ実際はそうなっていない場面を見かけることが多いように感じます。
本当の意味で協働的に活動する為には
・互いの価値観の「違い」と「同じ」を理解し合うこと
・縦の力で従わせるのではなく横の関係性において仕事を進めていくやりかたに慣れること
・互いの共通の目標（深い部分での願い）を握り合うこと
・対話的議論で物事を進めること
・ファシリテーションを活用して平等性を担保すること
こういった今までにないものを意識して行動していく必要があります。
慣れない事にチャレンジしていくのは大変かもしれません、でも誰かが行動を変えて行かないと変化はありません。
これからみなさんが戻る現場が、その力を最大限発揮できるような場所であって欲しいとの願いを込めて、みなさんにこちらの想いも伝えました。
必要なことがあれば
いつでもチームの関係性やコミュニケーションにおける学び、価値観を理解しあうことなど、お手伝いしたいと思っています。
今回は、このような機会をいただき
ありがとうございました。
最後に、少しお知らせです。
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こういった、組織や企業向けに
・チームや組織について本質的に向き合いたい方
・アウトドアでの研修やチームの関係性に興味のあるかた
・対話的文化を組織の中に育んでいきたいと思っている方
・組織風土を変えて行きたいと思っている方
・コミュニケーションにおける学びや体験を求めている方
以下よりお気軽にお問い合わせください
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お問い合わせ
つなラボ（小原・遠藤）
TEL:025-747-7293
MAIL:info-n@wens.gr.jp
最後に個人でも参加できるイベントのお知らせです。
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■スキルアップセミナー
～心理的安全性の高いチームのつくり方～
7月4日（木）19：00～20：45
https://www.shimin-ouen.com/event/15017/
■真夏のナチュラルリトリート
～水と火が眠れる感性を覚醒させる～
7月20日(土)10:00 ～ 21日（日）14:00
https://peatix.com/event/3934044/view
■１年間のナチュラルリトリート一覧
https://peatix.com/event/3875136/view
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