【プログラム報告】つなカフェ#8 自分を整えるお絵描き術

オンラインでの初開催となったこの企画、残念ながらキャンセルも出て参加者は1名となりましたが、いつも「つなラボ」とともに活動してくれているじゅんこさんと一緒に、ゆっくりと、そしてじっくりとした時間を過ごすことができました。




「あれもしなきゃならない、これもしなきゃ…」 

私たちは日頃やらなければいけないことに囲まれて生きていて、世の中には情報があふれています。自分はまだしもお子さんや家族のことも含めると物事はさらに複雑になり、誰かの評価や判断に従ったり、自分軸のない状態で過ごしまいがちです。


「自分の人生のはずなのに、どこか他人軸で生きている…」

自分の人生を自分軸で生きていくためには、このやるべきこと、やらなければいけないことを理屈や論理を頭で理解し行動するだけでなく、自分自身の思いや願い、無意識の感覚レベルにも意識を向けながら、それぞれを同時にひびかせていく必要があります。

今回は線と色を使った「お絵描き」で、そんな自分自身の中にある感情や感覚を表現してみました。こちらは今回、私、遠藤あきが描いた絵。お絵描きというと難しそうと思ってしまう人もいますが、そんなことはありません。言葉にならない感覚をつかんでいくには、意味を持ったきれいな絵ではなく、本当に感覚的なものを手の動くままに描いていくことが大切です。


全員が1枚から2枚の絵を描き、この絵を起点に3人での対話が進みました。これらの絵に意味づけをすることが目的ではありませんが、それぞれに普段の生活にリンクする部分もありました。今回のテーマは、

「自分自身を整えること=ファーストピース」

まず自分自身が平和であることは、他者と関係を築いていく上での土台です。そのためには論理だけ、他人の方を見るだけでなく、自分自身の感情や感覚をしっかり感じることも大事です。方法は絵ではなくてもいいのです。踊りや動きや声や楽器、なんでもいいと思います。ぜひ自分なりの方法を探してみてくださいね。



「一見、意味のなさそうなことをするって大事なことなんだな」

そんなことを感じた1時間半になりました。写真を撮り忘れてしまい、ふりかえりが終わった後にじゅんこさんとパチリ! オンラインではじめての実施となりましたが、プライベートな空間だからこそ描けるものがあることも見えてきましたし、じゅんこさんと行う場づくりもだいぶいい感じになってきました。また少し形を変えながら挑戦していきたいと思いますので、次回をお楽しみに~!


遠藤あき



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