【研修報告】保育園の職員研修

コロナの感染が減っていた10月の下旬、継続的にかかわらせていただいている保育園さんでリアルの園内研修を行うことができました。もちろんソーシャルディスタンスは確保しながら実施していきます。

今回は継続的に関わる中で見えてきた組織の課題にどう迫っていくか?ということを、園長先生、主任先生とともに事前に相談した上で、本質に迫る対話の時間を持つことを狙って実施しました。

実際に話し合ったことをあげることはできませんが、やはり見えている表面の問題だけでなく、感情や雰囲気といった目に見えない部分を含む組織のカルチャーを見直していくことはしんどい作業です。しかし、それでもここに取り組むことが、これからの保育園の運営にとって必要である、重要であるという判断のもと、今回の研修では一歩突っ込んだ場を持つこととしました。


この図はつなラボが設定している組織課題解決のためのステップです。これらのステップを徐々に進んでて来たからこそ、目に見えている問題の下にある構造的な組織の課題にアプローチすることができます。この図のポイントは、そもそも私も職場の問題をつくっている一部であると認め、チームの一員であるという感覚を持つことなしには、組織課題の解決に向かうことはないということですが、その段階を一歩ずつ進み普通なら避けてしまう対立や衝突も恐れずに場に出せるようになったことは今回の研修の成果と言えるでしょう。

今回の研修での取組がすべてうまくいったとは言いません。しかし、ここで投げかけられたことを自分事としてなんとかしていく過程でこそ、新しい組織のカルチャーができてくると信じています。




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