【お知らせ】ネイチャー・ダイアログ~企業編~の無料体験会を行います


▼ネイチャー・ダイアログとは?

ネイチャー・ダイアログは、自然の中での体験と対話を通して「関係の質」を高めることによりチームのクリエイティビティを高め(思考の質+行動の質の向上)、継続的な成果(結果の質の向上を目指す研修です。組織において個人が生き生きと働けること=「個人の幸せ」が、組織の生産性向上=「組織の幸せ」につながることを目指す、体験型の企業研修です。



以下にネイチャー・ダイアログの詳細を説明しています。
興味を持っていただいた方は、ぜひ10月の無料体験会の機会をご活用ください!

 

  お申込みはこちらから 

        →  https://forms.gle/ERjEUKbtDQSXSnbw8

  ※1社から2名(経営者・マネジメント層)まで参加可能です

  ※持ち物や集合場所などは、お申し込み後にご案内いたします

  ※ネイチャー・ダイアログの実践報告ブログ(アンケート結果あり)
    https://tsunalabo.blogspot.com/2021/09/works-in.html

  ※以下の案内は、通常企業で行っているネイチャー・ダイアログの説明です。
   今回の無料体験会では実際にその日に集まった参加者で、体験→対話→議論
   を行い、実際の研修を体感・イメージできるように実施していきます。
   詳細説明の
最後にこれまでのネイチャー・ダイアログの写真をご紹介しています。


▼チームの「関係の質」が、「結果の質」に影響する

「会議をしても意見が出てこない」
「自分で考えようとしない」
「言われたことしかやらない」

チームがこのような状態になってしまうのはどうしてでしょうか?

組織の成果はメンバーの「関係の質」によって変わることが指摘されています(※)。チームの「結果の質」に問題がある時、例えば売上をあげるために数字の管理を厳しくし訪問件数を増やすといった「行動の質」を変える取り組みが行われます。しかしこのような取組は短期的には成果が出ても、継続的な成果につながらないことがあります。この要因のひとつに、厳しい数字の管理によるプレッシャーが、メンバー間の「関係の質」を悪化させてしまうことがあります。

メンバー同士の「関係の質」は「結果の質」に直接影響を与えないように思うかもしれません。しかし「関係の質」の悪化は「どうせ提案しても聞いてもらえない」、「批判されるから発言しない」というような形で、チームの「思考の質」を徐々に悪化させます。これが「失敗したら責められるから言われたことしかしない」というような形で「行動の質」を悪化させ、結果的に「結果の質」が悪化するという悪循環におちいってしまうのです。冒頭にあげたチームに現れる問題の根っこには、「関係の質」の悪化という要因があるのかもしれません。


では関係の質がよい場合、どのようになるでしょうか? 例えば売上があがらないという場合でも、素直にできない自分をチームに共有することができます。できないことを責められるのではなく、どうやったらできるかをメンバー同士で助け合いながら考え行動することで、チームとして成果をあげていくことができるのです。ネイチャー・ダイアログは、論理だけでなく感情や感覚を共有すること、強さだけでなく弱さを共有していくことで、メンバーそれぞれが持つ個性の芽が自然と出てくる土壌=「関係の質」を育むことにより、チームのクリエイティビティを高め(思考の質+行動の質の向上)、その結果としてチームの継続的な成果(働く個人の幸せと組織の成果の両立)につなげることを目指しています。

※組織の成功循環モデル(ダニエル・キム教授/マサチューセッツ工科大学)
組織としての「結果の質」を高めるには、一見遠回りに思えても、組織に所属するメンバー相互の「関係の質」を高めることが重要であるというモデル。どんどん組織がよくなっていく成功の循環サイクルにもなるが、どんどん組織が悪くなっていく失敗の循環サイクルにもなりうる。




▼「関係の質」をメンテナンスし、継続的成果につなげる

私たちは数字や結果が重視されるビジネスでは、どうしても「関係の質」が悪化してしまいがちだと考えています。だからこそ「関係の質」を定期的にメンテナンスすることが、チームが継続して成果を出していくためのポイントになるのです。「関係の質」を高めるにはいくつかのポイントがありますが、チームの心理的安全性(※1)を高めることは外せない要素です。

心理的安全性を高めるには、メンバー一人ひとりの「今」をチームの中で共有していく必要があります。「今」というのは、日常のビジネスの中で共有されやすい目に見える成果やその人の強みといったポジティブな面だけでなく、仕事上で困っていること(Do)や、今どのようの状態にあるか(Be:体調や感情、心理面で抱えている問題など)といったネガティブな面を含みます。よいことも悪いことも共有していくことが、心理的安全性の高い状態をつくるのです。ただやるべきことに追われるビジネス環境では、まず自分自身が自分のことを把握することさえも難しい状態にあります。



そこでネイチャー・ダイアログでは、ネイチャーファシリテーション(※2)の手法を活用し、自然の中で五感を刺激しながら徐々に感覚を開き、まずは今自分がどのような状態にあるか(Be)に気づいていくことからスタートします。ポイントは走り続けている日常から、意図的に立ち止まる時間をつくり、思考と感情のバランスをとることです。思考優位のビジネスでは目を向けにくい感情や感覚について自覚することから始めることが、通常の研修とは大きく異なるポイントです。

そうして自覚した「今」の状態を、対話を通してチームのメンバーと共有していきます。日常のビジネスでは役割分担や日々の忙しさからお互いが別々の方向を向かざるを得ない状況になってしまっているので、お互いがしっかりと向きあって話し合える場をつくることが重要です(同じ場所にいるというだけでは、向き合っていることにはなりません)。これによりチームの心理的安全性が高まり「関係の質」が改善することで、最終的にメンバーが生き生きと働くことや、チームの生産性=「結果の質」の向上につながっていくのです。

今職場では心理的安全性が低下してきていると言われています。コロナ禍でリモートワークが増える中で、これまでの対面での仕事の中で意識することなく築かれてきた関係性が徐々に弱くなったり、わかりやすい正解が見えない中で小さな失敗を積み重ねて成果をあげなければならない環境にも関わらず、失敗が許されない風土の中でメンバーに過度のストレスがかかるといったことが起こっています。このようなことから多くのチームで、これまで蓄えてきた心理的安全性の貯金が減っており、何も手をうたなければ関係の質が低下していくことが懸念されています。あなたのチームの現状はどうでしょうか?

※1:心理的安全性
互いの関係において「言っても良い」と言う安心感があり、誰に対しても言いづらい発言や指摘をすることができる状態。また、チームとして新しいことに挑戦し、そこから学び続けることができる状態が心理的安全性の高い状態(単に仲がよい、気楽といったぬるま湯の状態とは異なる)。


※2:ネイチャーファシリテーション
ネイチャーガイドや様々な体験型企業研修を提供してきたつなラボが、人が自然の中に入ることで得られる効果を整理し、企業研修で実践している「安心」をベースにしたファシリテーションの手法。その人がその人らしく自然な状態で対話の場に参加でき、個々の感情や感覚も含めたコミュニケーションを通して、チームで創造的対話や議論ができるように支援する。



▼関係の質は、クリエイティビティに影響する

メンバーの感情を扱うことは、関係の質をあげるだけでなく、メンバーのやりたいという気持ちを刺激し、チームのクリエイティビティを向上させることにつながります。チームには様々なメンバーがいて、年齢の違いや過去の仕事歴、背景など様々な違いがあります。これからの時代、このような個の違いを「強み」として多様性を活かしていくことが、企業が新しいサービスや商品を開発していく上で不可欠です。しかし、関係の質が悪い状態だとこのような違いが「強み」ではなく「対立要因」になってしまい、会議をしてもそもそもメンバーが持っているやりたいという気持ちやアイデアが出てこなかったり、アイデアを組み合わせてよりよいものにブラッシュアップしていくといった議論や協力も生まれにくくなってしまいます。



▼ネイチャー・ダイアログのプロセス設計

ネイチャー・ダイアログは、以下の3つのパートから構成されています。


①体験:自分とつながるプロセス

思考優位になってしまう日常のビジネス環境ではとらえにくい「感情」を扱うため、自然の中で研修することを推奨しています(※)。ファシリテーターとともに森や沢などの自然の中に入り、視覚だけでなく五感をフルに使って活動します。チーム活動やソロ活動といった様々な要素を組み合わせながら適切な段階を踏んでいくことで、「感じる力」を高めます。日頃無視しがちな身体感覚にも目を向け、思考優位の状態から徐々に感情を感じとれる状態をつくります。体験の段階ではまず個人として思考と感情のバランスがとれた状態をつくることを重視します。

室内で実施する場合も、感情に触れていくためのネイチャーファシリテーションによる設計を行いますが、
 自然の中に入るほうがより効果的です。




②対話:仲間とつながるプロセス

自然の中に入ることで思考と感情のバランスがとれてから、メンバーと感情や価値観を共有するための対話を行います。対話は議論とは異なり、問題解決や結論を出すことを目的としません。お互いの感情や価値観をしっかりと受けとめあい、理解しあうことが対話の目的です。例えばあるメンバーがたき火を囲んで話す中で、普段はまったく見せない不安や迷いを口にしたとします。対話はどうすればその不安や迷いが解消するかを話し合うのではなく、メンバー全員でそのメンバーの今の状態や気持ちをまずはしっかりと聞き、受けとめます。

問題解決を目的としない対話のステップに効率が悪いと疑問を持つ方もいるかもしれません。チームが最終的に目指すのは問題解決や成果の創出ですが、あえてその前に対話を行うのはメンバー全員がその問題や目標に向かっていく気持ちになっていること=内発的動機が高まっていることが大前提だからです。しかしこの問題解決や成果に向かうための前提がないまま外発的動機だけを頼りに進んだために、成果が継続しない例を私たちは見てきました。体験と対話を通して心理的安全性が高まっていくと、個人としてのやる気や主体性が高まると同時に、もともとチームにあったはずのメンバー同士での助け合いや、協力して問題を解決していこうという思考が自然にわきあがってきます。体験と対話のプロセスが他人事だったチームの問題を自分事にするのです。


③議論:生み出すプロセス

体験と対話を通して高まってきた心理的安全性をベースに議論を行います(議論の内容はチームの置かれた状況や目標、研修の時間などにより様々です)。HowやWhat(どのようにやるか、何をやるのか)のやりとりが多い普段の議論から、それぞれのWhy(なぜやるのか)を踏まえた議論できる(思考の質の向上※)がようになり、結果としてメンバー全員の納得解が生まれます。お互いの中にある違いを感じると同時に、同じチームに属するものとしての共通点や根底にある深い願いも共有することで、チームとしての一体感も高まります。

ネイチャー・ダイアログを非日常の特殊な体験として終わらせるのではなく、現実に近いテーマの議論を組み込むことで、日常の仕事へとつないでいきます。自然の中でいったん立ち止まった状態から再び歩き出し、ビジネスの現場で走り出すことにつなげていくイメージです。


思考の質をあげる要素のひとつに、メンバーのコミュニケーション能力の向上があります。相手の話をどのように聴くかというテクニックや、対話と議論の違いのような話し合いの質感の違いを体感として理解し身につけていくことが大切です。ネイチャー・ダイアログは対話と議論を使い分けることで関係の質を高めるだけでなく、思考の質を高め日常のビジネスでの行動の質と結果の質の向上につなげていきます。



  お申込みはこちらから 

        →  https://forms.gle/ERjEUKbtDQSXSnbw8

  ※1社から2名(経営者・マネジメント層)まで参加可能です

  ※持ち物や集合場所などは、お申し込み後にご案内いたします

  ※ネイチャー・ダイアログの実践報告ブログ(アンケート結果あり)
    https://tsunalabo.blogspot.com/2021/09/works-in.html

  ※以下の案内は、通常企業で行っているネイチャー・ダイアログの説明です。
   今回の無料体験会では実際にその日に集まった参加者で、体験→対話→議論
   を行い、実際の研修を体感・イメージできるように実施していきます。
   詳細説明の
最後にこれまでのネイチャー・ダイアログの写真をご紹介しています。


▼こんな課題感や問題意識を持っている人におススメします

<経営者・マネジメント層として

□社員に楽しく、幸せに働いてい欲しい
□生き生き社員が働いている会社に魅力を感じて、
 新入社員が入ってくる会社にしたい
□持続的な成果の創出に興味がある
□チームの関係の質を改善したい
□チームの心理的安全性を高めたい
□チームの文化として、対話を取り入れたい
□多様性を活かすチームづくりをしたい
□社員のメンタルヘルスを向上させたい
□リモートワークで発生したコミュニケーションの問題を解決したい


<個人として>

□もっと楽しく働きたい
□モチベーションをもって働きたい
□仕事を通して自己実現をしていきたい
□職場での自分らしさを大切にしたい
□表面的なコミュニケーションだけでなく
 もっと深いレベルのコミュニケーションをしたい


▼よくいただくご質問

Q1.なぜ自然の中で研修する必要があるんですか?

関係の質の改善にはメンバー個人の「感情」を扱うことがポイントとなります。しかし、ビジネスはどうしても思考優位となり感情や感覚は切り離されるため(切り離すべきものと考えられているため)、関係の質が悪化せざるを得ない状況にあると言えます。本来メンバーの中にあるはずの感情(失敗がコワイ…)や感覚(議論や仕事になんとなく違和感を感じる…)にフタすると、新しいことに挑戦できない、必要な軌道修正ができないといった問題事象が発生します。ネイチャー・ダイアログ~企業編~は、関係の質を改善するために走り続ける日常を離れ、自然の中に入り立ち止まります。思考優位の仕事環境(室内)では、感情や感覚を感じることは難しいためです。いつもと違う自然の中で感情と感覚を刺激し、出てきたものをいつもと違う環境(例:たき火を囲む)で受けとめ合うことが、関係の質の改善につながります。



Q2.どんな思いで、自然の中での企業研修を実施しているんですか?

◆今までのやり方が通用しなくなる社会環境
VUCAと呼ばれる先行き不透明な状況にコロナも重なり、業績の悪化やリモートワークによるストレスの増加など、企業の中には様々な問題があります。一方で最近の若者は社会貢献志向が強い等のように、同一組織内でも働くことに対する考え方が多様化してきています。このような複雑な状況に対し、これまで主流であった目標管理や評価制度を取り入れるなどの「行動の質」に対するアプローチだけでは、組織の活動がうまく機能しなくなってきているという現状があります。


◆企業で注目されるインナー・サステナビリティ
インナー・サステナビリティとは、個々人の心と体の内側の持続可能性です。SDGsが大企業だけでなく中小企業でも意識されるようになる中、企業として持続可能な社会を実現するにはまず「社員」がサステナブルである必要があります。メンタルヘルスの問題だけでなく組織づくりやリーダー育成の手段としても、個人のインナー・サステナビリティを獲得する取組が注目されています。


◆地域の中に働くことを通して幸せを感じられる人を増やしたい
ネイチャー・ダイアログ~企業編~では、問題解決や成果創出のために「行動の質」にアプローチするのではなく、「関係の質」にアプローチします。これにより、共に働く仲間とのつながりを確認しチームの一員として主体的に働くことができること(インナー・サステナビリティの獲得)、同時に組織としてのサステナビリティ(継続的な成果)を実現することを目的としています。私たちは新潟という地域の中に働くことを通して幸せを感じられる人が増え、そのことにより企業も地域もより豊かになっていく持続可能な社会を目指しています。


▼これまでのネイチャー・ダイアログ


















コメント