【プログラム報告】新潟トークベース#22「多様性を認め合うために、私たちはどんな関係を築いていけばいいのだろう?」

2021年10月28日、22回めとなる新潟トークベースのゲストは小菅江美さん。

10年以上前に知り合ってから、江美さんがお話されるときにいつも思うことですが、
率直で飾りのない言葉がとても響いてきて、それに触発されて
参加いただいたみなさんの対話も深まった、素敵な時間になりました。



今回の問い(テーマ)は、
  多様性を認め合うために、
  私たちはどんな関係を築いていけばいいのだろう?

上越で森のようちえんの活動を16年されてきた江美さんのもとには 本当に多様な人が集まってくるというお話がありました。
こどもたちはもちろんですが、保護者の方や地域の方々、そんなたくさんの人達と
「森のようちえん」というひとつのコミュニティをつくる上での楽しさと苦しさの
両方について率直にお話してくださいました。


秋口のコロナの感染拡大の影響もあり、今回はオンラインでの実施。

新潟県内各地から(お一人は新幹線の移動中!)
ご参加いただいたみなさんとの対話はどんどん深まっていきました。

あがってきた声を少しご紹介すると…
自分の声に気づいてあげることが、多様性を受け入れる一歩なのだと思いました
えみさんの自然体のお話し素敵!気づきは、人は一人ひとりが特別スペシャルなんだわ。違いがあって当たり前。そこから話し合いを重ねていくのがよいなあ。モヤモヤは、配慮とケアの区別って?
多様性を認め合うという世界観が、それぞれ違うということがまずは面白かった。 自分の中では「多様性を認め合う≒居り合う」 その為に対等な立場を築いていく必要があって その為にはこちらの関わり方を変えていくといいんだな~と。
相手の気持ちを大事にする。けど自分の気持ちも大事に。 自分の気持ちを押しころしてまで相手の気持ちを聞くのではなく、 お互いが心地よい関係で過ごしたい。 心地よい、という言葉がしっくりきました。
多様である=違うっていうことはよく考えれば当たり前なんだけど、
なぜか同じであることから考え始めている自分に気づく。
そういうことが問題を生んでいくのかな


今回は新しい試みとして、つなラボでつくった焚き火動画を見ながら
小グループ対話のあとに一人で少し頭を整理して言語化する時間をとってみました。

いろいろな考えに触れた後に自分と対話する時間のよさを感じたのと同時に
書いたことでその後の対話が書いたものにとどまってしまうような感覚もあり、
運営する上で気づくことも多くありました。

いずれにしても大事なことは、集まった人たちとともに
一緒に対話の時間をつくっていく努力を常にしつづけることなんだよな~と感じた
あっという間の2時間でした。

広い新潟県だからこそ、こうやって距離を超えて
つながれる機会も大切にしていきたいですね♪

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!


遠藤あきら





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