【プログラム報告】武者修行プログラム

昔からの知り合いからご縁をいただいき
旅武者が開催するビジネスインターン地方創生武者修行プログラム
運営兼チームビルディングファシリテーターとして参加してきました。



今回の舞台は大分別府
11名の大学生と共に、別府亀川の商店街の空き店舗に
新たな価値を作り出すプログラムでした。


参加する学生としては
2週間の間に今まで知らなかったビジネスの概念を知り、その土地のことを知り、
やったこともないニーズ調査や仮説検証を行い、
現実に向き合い挫折し、改善し、時間のない中で必死にビジネスとして形にしていき、
ビジネスオーナーに最終プレゼンをし、提案した内容が採用されることを目指します。



チームビルディングファシリテーターとしては
彼らの個人としての成長や変容を支援し、
チームの関係性やターム全体の関係性を育むことを目指して毎日場を持ちます。
また適宜チーム面談や、個人面談などを実施しながら、
彼らが成長し変容していくのを支援し、チームの関係性が良くなるように関わり、
ビジネスとしての成果がでるように伴走します。



この2週間の間で
学生達は寝る間を惜しんで必死に努力するからこそ、チームメイトとぶつかりあい、そこで本音を出し合い、本当の意味でチームになっていきます。
そのプロセスの中で、自分自身の過去や今ある課題と向き合い、葛藤し、勇気を出して自分の殻をやぶっていきます。

だから、悔し涙があり、笑いがあり、喜びがある。
それは、彼らが本気で取り組んでいるからこそみられる姿です。
人って、2週間の間でこんなに変われるんだ、ということを教えてもらいました。

今回、彼らの純粋さ、今この瞬間に向き合う必死な姿、逃げずに立ち向かう姿に、何度も感動させられ、心が揺さぶられました。




また、一緒に場を持たせてもらったファシリテーターからも
たくさんの学びと気づきをもらいました。

この武者修行プログラム自体が
日々どういったことをファシリテーターがやるのか決まっていないので
日々の参加者の様子を見ながらプログラムを作り上げていきます。

その中で、今まで自分ができていたと思っていたことが、実際はできている気がしていただけだったということに気づけたことが今回一番大きな収穫でした。


・コントロールを手放し、場にあるエネルギーを感じる事
・参加者と真剣に向き合い、全力で信じること

忘れないようにしたいと思います。



ここ数年で、一番自分の心が動き、自分自身の価値観が揺さぶられ、自分を捉えていた枠が外れ、新たな可能性を感じることができる時間になりました。

ここから、自分自身が行う場作りにおいても変化が起きてきそうな、そんな気づきがたくさんある素晴らしいプログラムでした。


ファシリテーターにとっても学びの大きいプログラム
そして、参加学生達にとってももちろん忘れられない2週間になったと思います。

今回は、昨年の夏にこのプログラムに参加していた学生が、わざわざ東京から別府に遊びに来たり、他の地方ではその地域に移住してしまったりといった動きも起きています。
また、今回の提案したプログラムが実際に次の動きにつながっていて、今いろいろと仕込み中だったりします。

参加学生にとっても、ファシリテーターにとっても、地域にとっても
みんなにとっていい場になっているプログラム。
三方良しのステキなプログラムでした。


今回参加してくれた大学生のみんな
別府亀川のみなさん
そして、共に場を持たせてくれたファシリテーターのみんなに感謝

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