【プログラム報告】「日常に対話を!対話のあそび場#2」開催しました

「対話のあそび場vol2」を開催しました!

対話の場って、なんど経験しても
いつも新たな発見があるから、楽しくてやめられないです。



今回の対話のあそび場では
2作品の対話型アート鑑賞を行いました。

※対話型アート鑑賞とは、美術の知識ではなくその場で感じた感想や想像を元に、参加者同士が対話を行い作品を味わう鑑賞手法です。想像力や思考力、考えを人に伝える力、話を聞く力といった、ビジネスにおいて必要な力を伸ばすことができるため、ビジネスの領域でも注目されています。



同じアート作品を見ても
1人ひとり物の見方やとらえ方が違い
人の発言を聞くことで自分の見えていなかった部分にスポットライトが当たり
新たな発見が生まれたり、世界が広がる。そんな面白さがありました。
改めて「違う」ことを「楽しめる環境」って大切なんだな~と感じました。


今回の対話のあそび場では
1作品目は全員で作品を鑑賞し
2作品目は小グループにわかれて鑑賞を行いました。

最初は少し様子を見ていた皆さんも
少しづつ熱が上がっていき、途中で話を遮るのが心苦しいくらいの盛り上がりがありました。
まるで映画でも見ているかのような、ワクワクした皆さんの表情が印象的でした。





対話型アート鑑賞の後は
「対話」ってなんだろう?ということについて
対話を行いました。

いくつか皆さんの言葉をピックアップすると

・対話とは理解しあおうとすること
・対話には何を話しても大丈夫という安心感がある
・お互いのバックグラウンドにそっと触るのが対話
・対話とはフラットな関係性の中での言葉のキャッチボール
・一方的ではなく、双方向性が対話には大切
・対話とはその場のみんなで創造すること
などなど。

「対話」という言葉1つとってみても
多様な解釈や価値観があり、本当に面白い。
その価値観を聴き合うことで、「対話」が生み出す場やその先に生まれる世界に希望を感じました。



対話型アート鑑賞が
互いの信念や価値観のぶつかり合いにならずに
「対話」の入り口にはちょうどいいんじゃないかと思った
自分の想いは、今はより強くなっています。

対話型アート鑑賞を入り口にしながら
対話文化が広がり、育まれていくといいな~と思っています。


ご参加いただいた皆さんが温かく場を包んでくれたからこそ
ステキな対話時間を過ごすことができました。
ご参加いただいた皆さん本当にありがとうございました。

次回の対話のあそび場
8月17日(木)開催です。
今度は音楽を真ん中に置きながら
対話型音楽鑑賞で対話を楽しみましょう。


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