【プログラム報告】夏のネイチャーリトリート

先週末は
梅雨の終わりを感じる天気の中で
夏のネイチャーリトリートを開催しました。

ネイチャーリトリートは
自然の中でその人がその人らしさを取り戻し
本来の自分自身を日常の中でも大切にしていく為の活動として
継続的に実施しています。

今回は
夏の暑い時期に開催し
水と焚き火をベースに活動しましたが
とてもいい時間を過ごすことができました。
流動性のある水と、常に表情を変えてくれる火の力を改めて感じる2日間でした。

今回一緒に活動したメンバーは5人
こじんまりしたグループサイズでしたが
その分とても濃密な時間を過ごすことができました。

初日はオリエンテーションからスタート。

今回の意図の共有やチェックイン。
自分が今担っている役割から解放されたり
手放したりする為の時間を持ちます。

それから、水の世界へと移動し。
シャワークライミングです。

冷たい水に全身浸かったり
水をかけあったり
滝に打たれたり

泳いだり
カエルを眺めたり
石の上に寝そべってみたり
強い流れに逆らって歩いたり
水の中に飛び込んだり
ものすごい勢いの滝を眺めたり

他に人がいない環境でだからこそ
周りを気にせずに自分を解放できる。
そして、冷たい水にさらされ続けることで
体内の水が共振し、ノイズレベルが下がり野性が覚醒していく。

そして
いつもの思考モードから
身体で感じるモードへと移行していきます。

思いっきり水の中で遊んで
冷えたからだをお風呂が温めてくれます。

その後は焚き火を囲みながら
ふりかえりのワークです。
体験の時間を通して感じた事を、落ち着きながら味わいなおします。
そして、互いに感じていることを伝えあい、それがお互いを触発し合います。

その後は、テントを立てて夕飯作り。
飯盒で炊くご飯、そして焚き火で作るカレーは美味しくて
みんなたくさんおかわりしました。

そして夜の川辺で一人で過ごす時間。
夜が怖いと久しぶりに感じました。
幼い頃は暗闇が怖かった、そんな自分自身の過去ともつながる
それぞれに感じることが多かった、夜の時間でした。

２日目は
朝早く起きて森を歩き、川辺へと散歩に行きます。

植物達が発する香りをかいだり
生きものと植物の関係や森の循環を感じながら
水辺へと到着です。

朝の川の水は冷たく、
強制的に目を覚まさせてくれます。
でも水の流れを見ながらの時間は心地が良く
いつまでもここにいられるような、そんな時間でした。

朝の散歩から戻って
焚き火で朝食を食べ
2日目のワークスタートです。

まずはチェックイン。
それぞれに今感じている物を出し合います。

そして、その日の過ごし方の確認。
この日はbeingとdoingのバランスを整えていきます。

まずは、自然のものをメタファーにしながら、自分自身のありたい姿をおぼろげながら想像していきます。そして、現在地の確認と理想の未来を描き。
ありたい自分が描く未来に近づくために、明日からできることを互いに共有し合い。
この日のワークを終了しました。

参加者してくれた皆さんからは

・自分は自分でいい、人と比べない在り方で生きていきたい。改めてそう思った。
・これからの生き方として、もっと人と楽しく関わり合っていきたい。
・日々自分が感じている事に意識を向けていく為に、毎日絵にしてみようと思います。
・なんでも体験してみようと改めて思った、やってみた先に自分の衝動や感情が生まれ、それが次の何かにつながっていくと思う。

そんな声がありました。

夏のリトリート最高でした。
五頭山麓の自然
そして参加して下さった皆さん

本当にありがとうございました。

最後に、個人でも参加できるイベントのお知らせです。